狭窓客車

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   磐越西線  会津若松    1980年



小窓が端正に並んだ客車はこの当時でも急速に失われつつあり、

風太郎が実見したのは、ここ磐越西線に居たスハフ32と津軽鉄道に居たオハ31系位のものである。

乗客2人に窓ひとつという勘定の「広窓客車」に対し、彼ら「狭窓」は1人に窓ひとつで、

車内で思い思いな様子が窓辺に映るのが好ましかった。

1980年の晩秋、日も落ちた会津若松駅での発車待ち。

旧制中学風の2本線帽子をまだ生き残らせていたのは、やっぱり「会津っぽ」の頑固さなのかと。

この時間帯になるとモノクロでも三脚が欲しかった。

どっかとカメラを据えて構えていると、気付いた旧制中学少年がアッカンベをしている写真も残っている。




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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2013/11/19 22:51 ] 昔の旅 東北の国鉄・JR | TB(0) | CM(14)

風太郎様

狭窓
初めて知りました
一人占め出来る窓
そこから望む景観は
その人が見た その人だけの想いです
同じ景観を見ても 感じ方は 同じではありません
狭窓は それを形でそのまま 表しているかのように思えます
「旧制中学少年がアッカンベをしている写真」
拝見したかったと思いました
この光景を撮影している人を見かけることも
少ない時代だったかと思います
[ 2013/11/20 06:30 ] [ 編集 ]

学帽

風太郎さま

一人一つの窓。
とても生活臭が漂っており・・・。
言われる通り、学帽が良いアクセントです。
[ 2013/11/20 06:55 ] [ 編集 ]

こんにちは。
額に入ったポートレートが並んでいるみたいですね。
とてもおもしろいです。^^
[ 2013/11/20 12:44 ] [ 編集 ]

会津

「会津っぽ」って漱石「坊ちゃん」に登場する
山嵐に対して主人公が呼ぶ言い方ですよね。
それにしても、2本線の丸帽と狭い窓。
30数年前というよりは60年前の景色と
いっても通用しますね。
[ 2013/11/20 13:25 ] [ 編集 ]

もうなんとも

すごすぎる写真ですね(*^O^*)
今にも動き出しそう♪

素晴らしいです(*^O^*)
[ 2013/11/20 22:28 ] [ 編集 ]

プライベートウィンドウ

りらさま

なるほど、プライベートウィンドウにはその人だけの風景が見える訳ですね。
大きな窓に比べて小さな窓は本当に額縁のようで、
それを通して見る風景はまた特別だったかも知れません。
中から外を撮った写真がほとんど見当たらないのが残念無念。

いずれにしても当時撮り鉄なんて言葉も無いですし、
鉄道にカメラを向けている人間は好奇の的でしたね。
[ 2013/11/20 23:14 ] [ 編集 ]

弊衣破帽

狂電関人さま

当時、東北地方の旧制中学の流れを汲む名門県立高校は、皆弊衣破帽、
高校時代のオレの写真を見たらたまげるぜ、と一関一高出身のK君が申しておりました。

ちょうどいい所に座ってくれて、このとぼけた少年にも感謝しなければ。
[ 2013/11/20 23:19 ] [ 編集 ]

ポートレート

いろもりカラスさま

最近の鉄道車両を見慣れた人は面白いでしょうねえ。
確かに額縁付きのポートレートですね。
可愛い横顔の子を探してアップで撮れば良かったなあ。
[ 2013/11/20 23:23 ] [ 編集 ]

「坊っちゃん」

マイオ さま

「江戸っ子か、道理で負け惜しみが強いと思った」
「きみはどこだ」
「僕は会津だ」
「会津っぽか、強情な訳だ。」

というくだりですね。私もこのフレーズが妙に記憶に残っていまして。
「会津っぽの強情」は戊辰戦争で納得がいきますが、「江戸っ子の負け惜しみ」はこれいかに。

戦わずして白旗を揚げた江戸っ子は、義を貫いた会津人に負い目があり、何を言っても負け惜しみなのだ、
という会津側がちょっと見下した意味のようですね。
幕末の記憶も新しい明治期ならではのやりとりかも。

最近のこれでもかと郷土色を押しつけた観光キャンペーンより、何気ない日常の風景の中に郷土を感じる時代でした。
[ 2013/11/20 23:41 ] [ 編集 ]

鉄道いまむかし

くるみ さま

当時の鉄道はどこを撮っても絵になり、乗客もまた絵になりました。
と、、懐古趣味に浸っていては現代の鉄子さんは浮かばれませんね。
今は今しか撮れない鉄道の風景があると思います。
フレッシュな視点での力作を楽しみにしていますよ。

[ 2013/11/20 23:48 ] [ 編集 ]

昭和初期の国鉄(鉄道省?)時代の設計陣のデザインセンスは素晴らしい物があったと思います。この時代の日本人の気質なのでしょうか?質実剛健でありながら、とても優美な造形なのは鉄道車両に限らず、軍艦や戦闘機もあの頃の物は造形美に溢れてましたね・・・
[ 2013/11/21 21:32 ] [ 編集 ]

鉄道車両の美意識

mackさま

おっしゃる通りです。
手本にしたイギリスを始め、どこかヨーロッパ的に熟成された美意識がデザインの底に流れているような気がします。
特にスハフ32の窓の縦横比は絶妙で、何となく間延びした「広窓」にない美しさがあります。
その後の鉄道車両は何となく「広窓」の系譜のようになってしまっているのは残念です。
[ 2013/11/21 22:38 ] [ 編集 ]

絵画

風太郎さま、こんばんは。

この間の三ノ輪橋のお写真と同じ画角ですね。
あちらは洋画のワンシーン、今回のお写真は
日本映画の一コマのようです。
タムロンフォトコンテストでもサンライズを
この様に写した写真がありましたよ。
この画角、とても気に入っちゃいました。
今度真似してみようかなぁ。
でも、この様には撮れないと思いますが(笑)
[ 2013/11/21 23:00 ] [ 編集 ]

窓の風景

いぬばしり さま

三ノ輪橋のレトロ都電もキワモノながら「狭窓」でしたね。
小窓が端正に並ぶ鉄道車両の窓はシンメトリックな美しさもあります。
窓の向こうはまた、こちら側と違う異空間で、何かのドラマを想像させるものがあります。

被写体としての鉄道は奥が深いですね。
[ 2013/11/22 00:13 ] [ 編集 ]

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