スナフキン

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  いすみ鉄道    2012年




年賀状も書き終わったし、長ーい正月休みに入ったしで、暇を持て余しついでにダラダラ書く。


テレビアニメ「ムーミン」は風太郎の世代にとって懐かしい思い出のひとつだろう。

何となくカルピスの味と共に思い出すのは、「カルピスまんが劇場」として徹底的なマーケティングを行った

スポンサーの勝利とも思えるが。


舞台となる「ムーミン谷」は、原作者ヤンソンの故郷フィンランドの深く静かな森を思わせ、

個々の話はよく覚えていないが、美しくも時に妖気溢れる大自然への畏怖をテーマにした話が多かったように思う。





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そして風太郎にとって忘れられない登場人物と言えば、それはムーミンでもノンノンでもなく、スナフキンである。

いつも一人きりで湖のほとりに釣り糸を垂れているだけの、極めて静的なキャラクターなのだが、

悩み事を抱えたムーミンが独り言のように話しかけると、ポツリと返す一言に実に含蓄があるのだ。

検索したら「スナフキンの名言集」なるサイトも在る位で、そこから拝借する。



「大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ」


「この世にはいくら考えてもわからない、でも、長く生きることで解かってくる事がたくさんあると思う。

 君たちも大人になればわかるさ。ある意味で、大人は子どもよりももっと子どもみたいになることがあるんだよ。」

 
 ムーミン 「義務って何のこと?」

 スナフキン 「したくないことを、することさ」


「ぼくたちは本能にしたがって歩くのがいいんだ。ぼくは磁石なんか信用したことがないね。

 磁石は方角にたいする人間の自然な感覚を、狂わせるだけさ。」




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ミーやスノークのようなドタバタ系はもとより、全登場人物のなかで最もキャラが立っていたと思う。

何処から来て何処へ行くのか。孤独を愛し、終わりの無い旅を住処とする吟遊詩人。

財産と言えばテントとギター1本だけ。でも文句なく格好良かった。

「ムーミン」の最終回は、確かスナフキンが「ここには長く居すぎたからね・・・。」の一言を残して

旅立つシーンで終わっていたように思う。やっぱり彼抜きでは「ムーミン」は成立しないのだ。


ああ永遠の自由人スナフキン! スナフキンのように生きたいと思ったのは風太郎だけではあるまい。


そして彼を語るにこのサウンドを外す訳にはいかず。




おさびし山のうた


スナフキンのテーマ




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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2013/12/28 22:18 ] 最近の旅 関東 | TB(0) | CM(8)

ムーミン

風太郎さま

子どもながらに哲学的なその内容が難しすぎて
あまり見なかったような・・・(笑)
いすみはまだ未踏の地です。
[ 2013/12/29 16:14 ] [ 編集 ]

ムーミンの哲学

狂電関人さま

確かに自然との関わりや、ムーミン谷という閉鎖社会での人間関係あたりに哲学が織り込まれていましたね。
再放送の度に何となく分かって来るような。

いすみのイメージキャラクターになっていますね。
沿線にスナフキンの「池」もあったような。
うるさそうな版権はどうなってるのかと思いますが。
[ 2013/12/29 20:39 ] [ 編集 ]

風太郎 様

吟遊詩人
その題名の本を小学生の時 読みました
作者が 誰だったか覚えていません
吟遊詩人の言葉に 憧れを持ち読みました
幼い頃より 音楽がことのほか 好きだったからもしれませんね

財産と言えばテントとギター1本」
ギター やはり憧れますね
中学時代 ギターを買ってもらい ギター教室に通いましたが 
弦を押さえる指が痛くて 挫折しました 

風太郎 様が今でも学生時代のように
カメラだけが財産で自由に各地を廻っていたとしたら・・・・・・・・・・・・
想像は 果てしなく 私の脳裏にエンドマークはでそうにもありません
せめて 今宵 夢の中
永遠の自由人スナフキンのごとくの風太郎様にお会いしたいと思います
 
[ 2013/12/29 21:08 ] [ 編集 ]

放浪の旅

りらさま

昔の子供はみんな見たアニメなのですが、りらさんの世代では遠い昔のようですね。
取り留めのない駄文にお付き合いいただき有難うございます。

スナフキンに象徴されるような「放浪の旅」には憧れましたね。
学生時代にその端っこでも体験できたのは幸せと思うべきでしょうね。

世の中にはリアルなスナフキンの如く、生涯を世界中の放浪に捧げているような人の話も聞きますが、
もしも生まれ変わったら・・・。さあ、どうでしょうか。
[ 2013/12/29 21:56 ] [ 編集 ]

こんにちは

スナフキンが日本の鉄道のキャラにもなっていたとは、おどろきです
みんなあこがれていましたものね、
スナフキンに近づけそうかと思わせる、ニクイですねぇ

あんなふうに旅してみたい、
あんなふうなことばを残せる自分でいたい
いろいろ削ぎおとした、あの姿
あこがれていても、なかなかたどり着けるわけもなく
子どものころ、あれがオトナなんだろうなって思ったり、でも、ノンノンの兄貴もまたオトナなんだろうなって思ったり

狭く自然豊かなムーミン谷も、やっぱり世間は存在していたり

学ぶこと多いムーミン谷でした

ただいま帰省中、私の故郷は都会、
もうすでに息苦しく汗
長くいるところではないみたいですf(^_^;
[ 2013/12/30 00:13 ] [ 編集 ]

公募社長とムーミン

Jam さま

いすみ鉄道の公募社長が版権元と懇意だったので破格の条件で協力が得られたとの事ですね。
社長曰く、最近流行りのゆるキャラや萌えキャラは絶対作らないそうです。
潤沢な予算をもって息の長い露出をしなければそれらは育たず、
おカネがないなら既に著名なキャラクターの力を借りた方が良いと。
ビジネスマン出身らしい合理的な感覚と共に、自身の子供の頃の思い出として、
ムーミンストーリーの持つ「深さ」に惹かれていたようです。決して子供向けでは無かったと。

ムーミン谷という逃げ場の無いムラ社会での人間洞察の物語でもありましたね。

房総の自然はどこかユルくて、針葉樹の森に囲まれたムーミン谷は、
それこそ北海道の方が似合いそうな気がしますが、首都圏に残された数少ない牧歌的な鉄道のキャラとしてこれからも頑張って欲しいですね。

都会は息苦しいですか。
息子も都会人のくせに羽田空港に降りた途端、「排気ガスの匂いがする」と言っていましたっけ。

よいお正月を。
[ 2013/12/30 10:46 ] [ 編集 ]

こんにちは^^
スナフキン、かっこいいですね。
今年の終わりにいい話を聞かせて頂きました。
大人は自分が思っている以上に大人になれていないのかもしれませんね。
思うようにならない毎日の中で、じたばたしながら
今年もまた終ろうとしています。
素敵な写真を、お話をたくさんありがとうございました。
来る新年が良い年でありますように。
[ 2013/12/30 13:32 ] [ 編集 ]

スナフキンの名言

おぼろさま

ムーミンは全部で何話あったのか知りませんが、話の数だけ「スナフキンの名言」はあったと思われ、
ひとつひとつ読めば成程と膝を叩くお言葉が多いですね。
「まんが劇場」を見なくなった大人になって分かる事が多いのが難点ですが。

おぼろさんを始め皆様の応援で、このブログも何とか続いています。
有難うございました。また来年もよろしくお願いいたします。
[ 2013/12/30 17:11 ] [ 編集 ]

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