ああオリンパス

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どや。風太郎は古い人間なので愛機も古い。でもせっかくだから多少凝ってブツ撮りしてみた。

風太郎が最初に買った一眼レフにして、その後十数年苦楽を共にしたオリンパスOM1Nだ。

AFなど影も形も無く、AEすら付いていない正真正銘のフルマニュアル。コイツともう1台あった

同型機でHPの写真の99%は撮っている。


写真のレンズは中古で買った28mmF3.5。古い設計で派手にゴーストが出るのが玉にキズだが、

ハマると凄く切れるいわゆるクセ玉。これに50mmと135mmだけで頑張っていた。ズームなど加

わるのは大分後の事。ワインダーは秒2.5コマ、のどかなモノだが手で巻き上げるより早けりゃ

OKだ。だいだいひとつの被写体にシャッターの雨を降らせるなど、フィルムがもったいなくて

出来やしない。


風太郎はカメラを大事に扱わないヒトなので、雨にずぶ濡れになったりペンタに雪が積もったりと

散々な扱いをしてきたが一度たりとも故障は無かった。小さいので華奢に見られていたが、大事な

部分を頑丈に作って故障させないという、肝心なポイントをちゃんと抑えたカメラだったのだろう。


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塗装のハゲチョロ、真鍮チラリは歴戦の証し ♪

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金属フードの凹みも向う傷 ♪

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さて、オリンパスである。

巨額の粉飾決算が表面化し上場廃止の危機も囁かれる。

もともと採算が厳しかったカメラ部門はともかく、内視鏡や胃カメラなど医療機器部門では超優良

企業だっただけに、バカな事をしたものという感は強い。

このカメラが登場した1970年代、既に一眼レフは成熟商品だったはずだが、オリンパスは当時

としては画期的な「小型軽量」をコンセプトに打ち出した。今では信じられないが、当時はデカく

て重いほどエラく、高級機として珍重されていたのだ。所詮道具に過ぎないカメラの世界に、小さ

く軽い事の快適さを知らしめた功績は大きかったと思う。また現在でも部品がある限りこの古い

カメラの修理を受け付けるという、頑固職人的な企業姿勢にも好感を持っていたもの。


「モノつくり」の原点を忘れたか、オリンパス。


このOM1は今でも立派に完動品である。さすがにフィルムを通すことは無くなったが、時々取り

出してパシャリと軽いシャッター音を響かせると、「あの頃」の胸の高鳴りが蘇る。


世界に通用する技術を持つ日本企業であるオリンパスの復活を願わずにはいられない。


HPはこちら
「風太郎の1980年田舎列車の旅」


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[ 2011/11/15 20:54 ] 写真道具 | TB(0) | CM(2)

同感です!

風太郎さま

私も、OLYMPUS PEN EEから始まりPEN F、OM-1、そしてE300、E30、E5と6台も愛用している身。
今回の不祥事には憤懣やるかたなし!です。
今後のブランドの再興を切に願います。
[ 2011/11/15 22:52 ] [ 編集 ]

いや使ってますなあ

狂電関人さま

そんなに沢山オリンパスを・・・・。
下手な株主より発言権ありそう。

最近のデジ版ペンなんかも気になってしょうがないだけに、今後が心配ですね。
[ 2011/11/15 23:38 ] [ 編集 ]

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