怪しい中年撮鉄団 津軽遠征  その7    驫木の浜

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  驫木漁港   2014年2月



駅から大分離れた崖上にある驫木の集落から、海へ下りていく小道は昔からあった。

もっとも地図にも載っていなかったから、忘れぬよう当時の5万分1地形図には書き込みがある。

下りた先は浜辺と線路、そして粗末な漁師小屋しかないような静かな入り江があって、

自分だけの秘密のスポットを見つけた様なワクワクがあったもの。


その場所には防波堤もある立派な漁港が少し離れた場所から移設されていて、大分様子が変わっていた。

小道も立派な道路になって、最新地形図にはしっかり載っている。

今は夜イカ漁に備えて漁師は皆寝ているのか、静けさに満ちた北の湊。




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追良瀬寄りの浜には見覚えのある漁師小屋が、しかし朽ちるがままに残っていた。

集落から離れている故、岩海苔漁などの漁師はここで暖を採り、時にはしばしの眠りについたのか。

30年前に撮った写真には、粗末ではあっても人の用に供されている小屋が写っているが、

既に遠い日にその役割を終えたらしい。海との生活の、微かな痕跡。




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万物流転。少年老い易し。

しかし2本のレールは海へのカーブを変わらずに描いて、時を超えた旅の道標となる。





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  五能線  驫木   2014年2月


 


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  五能線  驫木   1982年



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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2014/02/12 22:04 ] 最近の旅 東北 | TB(0) | CM(8)

驫木

風太郎さま

少年老い易し。

浜の漁師小屋が物語る時の移ろいが

我々中年撮鉄団の歴史とダブって・・・
ちょっと思いに耽りました。
[ 2014/02/13 07:27 ] [ 編集 ]

風太郎様

1982年撮影のお写真
地図に書き込まれた 赤と黒の文字 
その丁寧な文字に当時の風太郎様の思いを見ることが出来ます
そこに添えられた 当時の風太郎様と
鉄道サークルの皆さんかと思われる方々のお写真 風太郎様 20歳
お友達の弾ける笑顔に 暫し見とれました
この中 風太郎様は どの方なのでしょうか
知りたい思いに駆られます

風太郎様の20歳の時 訪ねられた漁師小屋
いまだ 現存していたこと・・・
奇跡的なことのように思えます
風太郎様が 再び この地を訪れることを
この小屋が予感し朽ち果てようと 待っていてくれたのだと思いたいです
天井が一部落ち 壁の痛みも激しく人の出はいりを感じない室内
でも そこには一隻の船があります
塗装がはげようとも 錆びだらけであろうと
この船は遠い日
漁民の皆さんのお仕事の大事な相棒だったのです
船は 自分が活躍していたころのことを
この荒れ果てた小屋で思いだしていることでしょう 
それだけが 今この船のここにいる意味なのでしょう

この場所に行かなければ この光景は当然撮れません
もし 今行かなかったとしたら
あと 数年後に行ったとしたら
小屋は取り壊され 船も壊され燃やされていたかもしれません
今年 撮影に行かれて 良かったですね
いつか いつか と思っていたとしたら
後悔されたことになるやもしれません
やはり 感じたら 行動すること 写真にとって 大事な要素だと
改めて お写真 拝見させて頂き思いました

「自分だけの秘密のスポットを見つけた様なワクワクがあったもの」
その思い 長い年月 抱き続けています
その少年の心
これからも忘れないでください
日常は仕事 家庭 
責任ある社会人として・・・
夫として親として家庭を背負ってはいても・・・
時として少年の心 あの当時のわくわく感 今回のように 味わってください
そのような ときめき感 伝わるお写真
私も 10代に戻って目を輝かせ 時として
その目に滴を浮かべて 拝見させて頂いていますから・・・
[ 2014/02/13 07:50 ] [ 編集 ]

こんにちは。
今日のお写真構成はドラマティックですね。
最後の2枚に行き着いたときは、めちゃ感動してました。^^
[ 2014/02/13 12:33 ] [ 編集 ]

こんばんは

遠征お疲れさまでした。
私も旅に、できれば遠くへ行きたいのですが...ないものねだりはせずに、地元で旅を感じていたいと思います。
さて、以前行った場所に久しぶりに行くと、人気(ひとけ)がなくなっていたという経験は、私もいくつかありまして...(鉄道の廃止後の訪問も含む)。
そういう場面に出くわすと、時の流れと自分が歳をとったことを実感するとともに、本当に寂しい気分になりますね。
[ 2014/02/13 20:51 ] [ 編集 ]

変わらないもの

狂電関人 さま

こういう状況を、変わったというのか変わっていないというのか、微妙ですね。
いや、我々の変化に比べたら変わっていないというのが適当かも。

人の一生は、やっぱり短いのかも知れません。
[ 2014/02/13 22:40 ] [ 編集 ]

感動あるところ

りらさま

風太郎は・・・右端・・・ですかね。

五能線の駅から片道2km近く、往復1時間以上寒風の中を歩いてやっと辿り着く場所です。
今と違って鉄道にカメラを向ける事自体が奇行だった時代に、
その情熱が当時何処から生まれて来たのか不思議です。
でもそのお蔭で30年後の今でも楽しめるのですから、当時の自分に感謝したい気もします。

サミエル・ウルマンではありませんが、万物への感動があるところに人は老いず、青春は続くのだろうと思います。
今もそんな感動を与えてくれる写真に、一番感謝すべきなのかも知れませんね。


[ 2014/02/13 23:03 ] [ 編集 ]

時代の移ろいと共に

いろもりカラス さま

あまり鉄子とは関係無さそうないろもりさんに感動して頂けるのは光栄です。
最近では天下の「アサヒカメラ」の巻頭にさえデンシャの写真が登場して、ひっくり返りそうになります。
30年前は逆立ちしてもあり得ない話でした。

当時余り理解されなかった写真に今、陽が当たるのは嬉しくもあり不思議でもあります。
写真の評価・見方は時代と共に変わります。
いろもりさんも今のポリシーを大切に、次の時代にも通じる作品を創り上げて下さいね。
[ 2014/02/13 23:18 ] [ 編集 ]

変わりゆくものを

山岡山 さま

様々な場所を訪ねるのも無論変化があって楽しいですが、
ことレベルの高い作品作りという事になれば、狭いエリアに拘った方が断然いいと思いますよ。
その理由は山岡山さん程の方にいちいち説明するまでも無いと思いますが。
お写真を拝見すると、じっくりと腰を据えてフィールドを知り尽くした凄みが伝わって来ます。

国鉄閑散ローカル線の大量廃止や各地のローカル私鉄廃線の嵐に揉まれた世代としては、
「変わってしまう事」はもう慣れっこです。
でも変わらないものは意外に退屈でもありますよ。変わりゆくものをせめて記録に留めたいと、戸惑いつつ、の日々です。
[ 2014/02/13 23:32 ] [ 編集 ]

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