「わ鐡」を偵察   その2      上神梅駅

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上神梅駅は、ものの本によれば「ニッポン木造駅舎 東の正横綱」だそうだ。(ちなみに西は美作滝尾駅との事)

1898年、鉄道省停車場規定の駅舎標準図をもとに設計・建築され、昭和初期に増築されたものの、

建築当初の原型を留める駅舎は極めて貴重とされる。登録有形文化財、わ鐡の至宝とも言えよう。


全て わたらせ渓谷鐡道  上神梅     2014年4月



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建物本体はもとより、建具類も木枠のガラス窓等、アルミサッシ化されることもなく今に至るのは実際奇跡だ。

駅舎内外にやたらベンチスペースが目立つのは、かつてここに腰を下ろす人がそれほど多かったという事か。

116年の時を超えた時代の遺産。




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それでも時代の波は外から忍び寄っていて、何とも残念なのはホームの目の前にある「団地」だろう。これには萎える。

しかし、この駅にしばらく佇んでいて気付いたのだが、駅にやって来てベンチに腰掛け、本を読んだりスマホをいじったり

して時間を過ごす人が結構多い。列車に乗るのかと思えばいつの間にかいなくなってしまう。

まるで自宅の居間の様な安息を求めているのではないかと思う。古い駅に抱かれた、穏やかな時間。





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[ 2014/05/18 20:42 ] 最近の旅 関東 | TB(0) | CM(4)

風太郎様

お写真を拝見させて頂いていると
わたらせ渓谷鐡道への想いを持ち続けて下さるように 感じます
それは 私の願望がなせることでしょうか

上神梅 
それは まるで一軒の家かのようですね
そこに憩う人がいることが 納得出来ます
駅舎の魅力
小湊鉄道とは また異なる魅力があります
ここは まだ 観光化されていません
夜のライトアップもありません
どちらが 良いというのではなく
この地には この地ならではの味わいがあります
渓谷の中を走行する 一両編成の列車
私は 信じています
いつか 風太郎様がこの地の駅舎
この地の人々
この地の列車
それらを 幾たびか 撮影に赴かれるであろうことを・・・
石橋をたたいてから・・・
そしてわたって下さい

[ 2014/05/18 20:59 ] [ 編集 ]

人に優しい建物

りら さま

汗ばむような陽気の日でした。
でも大きな庇の下に入ると直射日光が避けられて、春の甘い香りを含んだ風が心地良く吹くんですよ。
日本家屋の習いに添い、防寒よりも夏の暑さを避けることに重点を置いた構造ですね。
窓を開け放てば、夏の盛りでも涼しい風が抜けるのではと思います。
古い建築ですが、人に優しい建物とはこんなものをいうのか、という感慨があります。

願望ですか。プレッシャー(^^;
心の琴線に触れる様な風景に早く出会いたいなと思いますね。
[ 2014/05/18 21:40 ] [ 編集 ]

風太郎さん、こんばんは~

わ鐵に行かれましたか?
自分は国鉄足尾線時代を知らない世代ですが、現在のわたらせ渓谷鐵道からは政治家 田中正造 の話や、足尾が日本の公害の原点となって下流の村が強制的に廃村に追い込まれたりと負の歴史が有る事すら忘れてしまう程、観光路線として定着していますよね。
上神梅も駅裏に団地が出来たりと時代の移り変わりは激しいですね。

上神梅、駅舎の縁側で昼寝するのが気持ち良いのですが、文化財と聞くと途端に敷居が高いですね(汗)
[ 2014/05/19 00:28 ] [ 編集 ]

わ鐡

まりも207さま

こんばんは。

とにかく勝手が分からず、足繁く通われているまりも207さんにご教示いただくようですが、
一応ほぼ全線を偵察しましたので、いくつかはここというポイントを発見できました。(旧知の有名撮影地ばかりですが)

観光列車は目立ちますね。沿線人口の希薄さゆえ、観光に依存する実態が垣間見えます。

上神梅、団地が出来たのは最近なんでしょうか。
まあ使われてこその駅です。昼寝もいいと思いますが、目立ちすぎますかね(^^;
[ 2014/05/19 00:44 ] [ 編集 ]

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