夏も近づく。 大井川紀行  その5     鉄と手袋

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ともすればボタンひとつで動く現代の鉄道車両と違って、蒸気機関車の運転は鉄の塊と人間の筋肉の格闘を思わせる。

各種のバルブやレバーが力を込めやすい形、人間サイズに出来ているのもその証しだろう。


発車時間が迫る。

忙しない投炭の後、黒く汚れた手袋でバルブを操作し、圧力の上昇を確かめる機関助士。

ハンドル操作には実は微妙な力加減が必要な事も見てとれる。

昔のヒコーキ野郎のようなゴーグルは機関車乗りの粋というものだろう。


蒸気機関車の機械らしからぬ人間臭さは、それが生身の人間の汗と一体であることと無関係ではあるまい。




全て大井川鐡道 C56       千頭      2014年5月



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[ 2014/06/08 11:25 ] 最近の旅 中部甲信越 | TB(0) | CM(12)

発車前

風太郎さま

その緊張感感が、画像から伝わってきますよ!!
[ 2014/06/08 13:57 ] [ 編集 ]

緊張感

狂電関人さま

キャブの中をじっくり観察するのは初めてでしたが、電車と違って発車直前の儀式というか、いかにも機械を操作する感がヒシヒシと感じられますし、
キャブ内に緊張感のスイッチが入る感じが何とも言えませんでした。
そんな感じが伝われば幸いです。
[ 2014/06/08 19:07 ] [ 編集 ]

風太郎 様

一枚目のお写真
伸びた右手の逞しい腕
その筋肉はスポーツジムで鍛える必要などさらさらなく 
その長年の仕事ゆえだけがなせることでしょう
使いこなした革の手袋
その手袋には「松」の手書きの一字
それは自分の手袋と他の方の手袋との区分けだけではなく 
この手袋に込めた心意気を示すものに思えます
指先に目がいく時
写真には写りこんでいない 親指の力強さを感じずにはいられません
見えないものに魅せられます
写真の醍醐味を感じます
昨今は男女が様々な仕事で性差なく活躍しています 
それは これから 加速していくことであり 当然あるべきことです
しかしながら この腕 この手袋を見る時 
やはり男の世界に魅了されずにはいられません


[ 2014/06/09 07:48 ] [ 編集 ]

なるほど

大井川紀行楽しく拝見させて頂いております。
日本的な風景の中を走るSL
これも大井川の光景ですが

なるほど
人とSL
これも素晴らしい大井川の光景ですね。

いつも風太郎さんの
鋭い目線、作品に感心させられてばかりです。
[ 2014/06/09 14:03 ] [ 編集 ]

機関士気質

りらさま

最近では女性の電気機関車乗りもいるらしいですし、「昔やったら罐焚きや」と言われているそうですが、
本物の罐焚きはやはり男の世界なのでしょうねえ。
以前りらさんの秩父鉄道の写真で何とも優しげな機関士さんを見て、時代は変わったものと思いましたが。
手袋の汚れは同じでも、機関士気質は大分違っているのでしょう。大井川のそれも、まるで接客業でしたし。
でも発車直前の狭いキャブ内に漲る緊張感は、また格別でしたよ。
[ 2014/06/09 22:03 ] [ 編集 ]

人と鉄道

happyヒロさま

人間の手足というのは、良く観察すると実にいろいろな表情があります。人間の写真は飽きませんね。

鉄道は人間が乗るもの動かすもの。
人と鉄道の関わりはずっと撮り続けていきたいテーマですし、鉄道の写真の可能性を、そこに見つけてみたいのです。
[ 2014/06/09 22:11 ] [ 編集 ]

男の仕事場

こんばんは。

無機質な現在の車両と違って、蒸気機関車のキャブ内は「男の仕事場」。
このお写真達から熱気と油の匂いが漂ってくる様な気がします。
そして、煤けたナッパ服とシンダ避けのゴーグルは蒸気機関車の運転士の証。
これぞ現代の「SL甲組の肖像」ですね。
素敵なお写真の数々、有難うございます。
[ 2014/06/10 20:40 ] [ 編集 ]

機械と筋肉の格闘

いぬばしり さま

小さな窓から射す光が暗いキャブを照らすライティングに、まず魅せられました。
また複雑な操縦動作をここまであからさまに見せてくれる乗り物も珍しくなりました。

フォトジェニックな被写体を提供してくれる乗務員氏にまず感謝です。
「SL甲組の肖像」にあるような、修行僧の如くストイックな世界が残っているのかどうかは分かりませんが、
機械と筋肉の格闘だけは変わらないものなのでしょうね。
ゴーグル機関士はひげも蓄えてなかなかの風格でしたよ。
[ 2014/06/10 22:17 ] [ 編集 ]

しぶっ

凄い写真見せていただいたと言うのが率直な感想です(*^^*)

私も風太郎さんみたいな…鉄道写真になるよう頑張って行きます!!

[ 2014/06/11 07:50 ] [ 編集 ]

ご健闘をお祈りします

くるみさま

有難うございます。

都会の鉄道ならともかく、昨今のローカル線は人自体があまりいませんからねえ。
人を絡めたければ、それが必ずいそうな所を見定めて先回りする必要がありそうです。

ご健闘をお祈りします!

[ 2014/06/11 21:54 ] [ 編集 ]

これぞ職人!

毎度の遅コメを失礼します。
一連の組写真を見てしばし絶句してしまいました。
蒸気機関車を動かす職人たち…。
このカットを平成の大井川で撮られるとは!
どの写真も一部の隙がなく、見応えあります。
大井川鐵道に出かけたくなる衝動に駆られました。
[ 2014/06/25 06:48 ] [ 編集 ]

大井川のSL

32Countさま

観光SLに対する抵抗感があって、大井川に行ってSLを真面目に撮らない変人なのですが、
千頭で発車前をしつこく撮るというのは最初から決めていました。
極力脚色を排したSLを撮ってみたかったのです。
乗務員氏もフレンドリーで、存分に撮らせていただきました。観光鉄道故かと、少し複雑です。
[ 2014/06/25 22:43 ] [ 編集 ]

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