五能のオハフ61

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  五能線   1983年



五能線の客車列車は全てオハフ61形式で固められていた。

混合列車運用の事情から、蒸気管の問題により電気暖房設備が特別に必要だったこともあって限定運用だったようだ。

木製の垂直な背もたれにはモケットすらなく、硬いばかりか裏側に座った人の動きまで背中に伝わった。

終戦直後の混乱と物資不足をそのまま反映させたような車両を、東能代~弘前間、6時間を要する

道程に使用するのはいささか無理があるようにも思えるが、数十年にわたり地元を走り続け、

既に土地の空気の一部になったような車両に、特に多くは望まれなかったのかも知れない。


思い思いの時間を過ごす車内。まだまだ終点は遠い午後である。 




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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2014/06/24 20:32 ] 昔の旅 五能線 | TB(0) | CM(8)

風太郎様

椅子だけではなく・・・
車内 ベニヤ板張り ニス塗りのように見える程 
廉価で造られた列車のようです
31年前の撮影ですよね
私の生まれる以前といっても 数年程です
私の幼い頃の列車の思い出
その列車との違いを如実に感じます
現在五能線は観光としても話題になっているようです
新聞で観光ツアーの一環として 見ることが多くなりました
この時代とは また違った顔も持つようになっているようです
風太郎様
大学時代 時間という宝物が一杯あった頃
写真部に在籍され この地 この列車
存分に撮影することが出来て幸せでしたね
その時は 30年後 ネットでご自分の
写真を世界配信するようになるとは思いもかけないことでしたでしょう
そしてネガを大事に保存されていた事・・・・
素晴らしいことでしたね
その点につきましては 以前より 尊敬しています

 
[ 2014/06/24 22:07 ] [ 編集 ]

五能の旧客

風太郎さま

貴重な1往復で、たぶん乗車経験は1度きり。
もっぱら被写体とさせていただいてました。
[ 2014/06/24 22:30 ] [ 編集 ]

時間を掛けるなら

りら さま

同じ線路の上を瀟洒な観光列車が走るとは、夢にも思いませんでしたね。
飛行機でごく短時間で行ける場所に長々と時間を掛け、
おカネもたっぷり掛かる超豪華列車が流行っているようです。
何か、ホレ非日常体験だろう、とお仕着せに与えられた旅のカタチに縛られ過ぎているような気がします。
どうせ時間を掛けるなら、こんな客車で6時間というのは贅沢の部類には入らないのでしょうか。
心の旅は内省的に過ぎて流行らないのかも知れませんが、これほど豊かな旅を体験できたのは幸せだったと思います。
[ 2014/06/24 23:30 ] [ 編集 ]

内側も絵になる列車

狂電関人さま

朝と宵の口にも一往復ありましたがさすがに撮るのは厳しかったですね。
トラの子の列車にも関わらず結構乗っているようです。
接続の関係とかで、五能の核心部に行くには乗らざるを得なかったのかも知れません。
でも内側も絵になる列車でした。長い時間を飽きずに撮り続けた写真が意外な程たくさん残っていますね。
[ 2014/06/24 23:37 ] [ 編集 ]

五能線はオハフ61で固定されてたんですね。
あの固い木だけの背もたれ、今でもあのゴリゴリ感が思い出されます。

乗客たちの何気ない表情が普段通りの日常の景色を写しだしています。

[ 2014/06/25 05:28 ] [ 編集 ]

これぞ昭和の五能線!

映画のワンシーンを彷彿させるカット、
数少ない五能線の客レ乗車体験に思いを巡らすことができました。
オハ61の板張り背もたれの感触が伝わってきます。
昨今はこういった車内スナップ、社会情勢の変化から撮りにくくなりました…。
[ 2014/06/25 07:26 ] [ 編集 ]

五能の客車

popoman さま

この当時は車両のメカニックな事に本当に疎かったので、
何で五能の客車はスチームの煙が上がらないんだろうと不思議に思っていました。
客車の華ともいえるスチームが無いのは残念でしたが、代わりに全車白熱灯だったのは感動しました。
思い出多い客レです。
[ 2014/06/25 22:29 ] [ 編集 ]

この当時は

32Count さま

思わず背筋が伸びて姿勢正しくなりそうな、垂直背もたれでしたね。

この当時の人は、何を不思議な事をしてんだろうと思いこそすれ、
自分が被写体になっているとは想像もしていなかったのかも知れません。
写真を撮るという行為自体がまだまだ特別な事だった時代です。
[ 2014/06/25 22:37 ] [ 編集 ]

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