エゾシカ

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    根室本線  糸魚沢    2012年







北海道で普段目に付く野生動物の代表格はキタキツネとエゾシカだろう。

なかでもエゾシカは見た目もでかくて迫力があるので、出会えば圧倒される。

キツネと共に喜ぶのは都会人ばかりで、病気の媒介や食害など、地元にとっては迷惑な存在である事も事実なのだが。


数年前に冬の道東に行った際、釧路湿原の夜明けを撮ろうと深夜の湿原内の一本道を車で走った事がある。

都会では縁の無い本当の闇の中で、視界と言えばヘッドライトが照らす範囲のみ。

道路の真ん中に座り込んだエゾシカの大家族が次々現れるには胆を冷やされた。

多勢に無勢、取り囲まれたら負けそうだし、巨大なシカと激突はゴメンだし、慎重にならざるを得なかったが、

ここでは人間サマが侵入者である事を思い知らされた。


少し離れた糸魚沢の湿原も凄かった。

夕方になるといつまでたっても列車が来ない。タイフォンが鳴り響く音だけはするのだが。

線路上に座り込んだエゾシカで走れない事を知る。彼らにとって格好の移動ルートになっているのかも知れないし、

列車に慣れているのか、迫っても逃げないらしい。


湿原を見下ろす高台に立つと何やらケモノ臭い。独特な生臭さ。

そこがエゾシカのウンコ場である事に気付いたのは足許をしげしげ見てからである。

大湿原を広々見渡すこの場所で、シカも清々とウンコしたいのだろうか。


人間の営みと野生動物のそれが接近しているのが自然の宝庫らしいところでもあるが、

互いのテリトリーがあまりに被り過ぎている現実を直視する事になるのも北海道の旅である。


最後に下の写真、風太郎が確認しただけでもエゾシカが8頭居ます。

目のいい人は探しましょう!








_DSC4474torotake1b.jpg  

    釧網本線  塘路     2012年




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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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[ 2016/01/19 20:23 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(8)

やっちまったぜ

昨年、とうとう函館近辺の山中でエゾシカに衝突してしまいました。渓流釣りの帰りでした。
夕暮のカーブでした。親子のようで、こちらの車線にデカい雌が、反対車線に子供の小さいのがいました。
避け切れないと判断し、小さい方を撥ねることにしましたが、デカいのが寄ってきてこちらに激突。
左前輪で轢いて、床下にひっかかって引きずり、後輪でもう一度轢いて、ご臨終となりました。
持って帰って食ってしまおうかと思いましたが、処理が面倒なので、道路外に引きずり出して終わりにしました。
エゾシカと衝突した場合の平均的な車の修理代は40万円ということで、北海道にはその保険があります。
小生は、いまだに三菱のデリカスターワゴンがロケハン車です。山崎友也氏が乗っていたやつです。
何と、殆ど無傷でした。ナンバープレートがひん曲がったので、手で戻して元通りでした。
大事に至らなくて不幸中の幸いでしたが、もう御免ですね。人間じゃなくて本当によかったです。
ちなみに、ヒグマだったらエゾシカどころでは済まないという話です。お気を付けください。
今何頭いるか数えています。結構いるもんですね。(苦笑)
[ 2016/01/19 21:59 ] [ 編集 ]

怖っ!


こあらまさま

それは肝を冷やす体験をされましたね。
あのデカイ体が眼前に迫ったらと思うと身震いしそうです。
しかし生息のテリトリーが人間と近過ぎる事もあってか、とにかく人間を恐れませんね。熊の方が臆病かも。
夜討ち朝駆け、ほとんど鹿の活動最盛時間帯に敢えて飛び込む事が多いのですから、少し遠慮したいと思います。

下の写真、撮った当時はちゃんと数を数えられたのですが、急速に老眼が進む今は大拡大でもしない限り無理です。
無責任な出題に悩まされぬよう。
[ 2016/01/19 23:08 ] [ 編集 ]

しかし 美しい

生々しいお話に聞き入って(読み入って)ました(笑)
年に一度しか渡道しない九州の人間ですから無理からぬこととお笑いくださいね

渡道するたびに鹿と御対面していますが まだ幸い ニアミス程度で接触はありません
と いうか 珍しいという観念がこちらにあり 車で見かけたら ・・・ こちらのほうに寄ってきてくれないかなぁ と甘い考えでいます(笑)

しかし 上の一枚 ・・・ 言葉が要らない美しさ そのものです
線路と鹿 うらやましい限りです 自然の神様が降りてきてくれてますよ

・・・ 12匹 ?(笑) 歳ですから(汗)
[ 2016/01/20 20:54 ] [ 編集 ]

鹿との遭遇

タブレットさま

私もそうしょっちゅう渡道している訳でも無いですし、鹿に出会えば嬉しいところもあったのですが、
魑魅魍魎が跋扈するような深夜の湿原に目だけ光る、(ついでに言えばその鳴き声は女性の悲鳴そっくりです・・)そいつは不気味です。
夕刻の別寒辺牛湿原の鹿は凄いです。キハの目の前に座り込むそいつの決定的ショットも難しくは無い様な・・・。
是非チャレンジして下さい。

実際何頭居るかはよく分かりません。わざわざ数えて頂いて有難うございました。
[ 2016/01/20 23:16 ] [ 編集 ]

鹿遭遇

風太郎さま

エゾシカ、結構害獣問題になってますね。

そのエゾシカには摩周湖に行く途中で接近遭遇しました。
エゾシカではないですが、本州でも頻繁に貨物列車と激突して
遅延の原因になっています。
[ 2016/01/21 13:59 ] [ 編集 ]

生命力


狂電関人さま

これだけ居ればいろいろ食べちゃうでしょうね。逞しい生命力には感心します。
野生動物のくせに逃げ足が遅いのは、人間をナメ切っている報いか?!
[ 2016/01/21 20:18 ] [ 編集 ]

すっかりご無沙汰の北海道、

90年代前半までは年に1,2度、渡道していましたが、
最近はとんと出かけなくなりました。
とくに冬の北海道、自然も気候も厳しいですが、これぞ北海道という感じがたまりませんね。
白い大地と化した釧路湿原のただ中を往くキハ1両、
まさに大自然と一体化していて、そそられました。
エゾシカ、昔、ご厄介になったご家族では訪問の際、鹿肉の焼き肉でもてなしてくれましたが、
これがホント旨かったです。
長野もシカの食害に頭を痛めており、南アルプスでは高山植物が軒並み喰い荒らされており、
稜線に不似合いなネットで食い止めているのが現状です。
[ 2016/01/22 14:13 ] [ 編集 ]

ワンダーランド


32Countさま

昔は遠い遠い孤高の地だった北海道も、新幹線まで通って何やら俗っぽくなってしまいそうですが、
その懐深くまで入り込めば、やっぱり想像を絶するようなワンダーランドである事を実感しますね。
朝夕の釧路湿原はサファリパーク状態ですし、朝な夕な光と響きあう鉄道は息を飲みます。

鹿肉ですかあ、食べた事はありませんが調理次第で旨く食えるのでしょうね。
[ 2016/01/22 19:49 ] [ 編集 ]

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