津軽の女性駅員

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   津軽鉄道  金木     1984年





今でこそ鉄道現場で働く女性は珍しくないが、この当時の都会の鉄道ではまず皆無で、

地方ローカル私鉄に行くと、委託駅の駅員としてたまに見かける程度だった。

鉄道現場は男の世界という先入観からすると不思議な景色でもあったが、女性ならではの優しげな対応は

決して悪い気はしなかったもの。


津軽鉄道はそういった点で先進的で、女性の姿が目立った。

さすがに閉塞など運転関連業務には付かなかったようだが、改札口に立ち、時には重い貨車の引き戸を開けて

小荷物を積み込む様は、農村部の女性の逞しさも感じさせた。

写真の金木の改札掛は小柄な体と改札ラッチの高さが合わないのか、台の上に乗っているのがご愛嬌。


時は流れて今では駅員そのものが居ない駅が増え、あれほど居た女性駅員もほとんど姿を消した。







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金木駅

風太郎さま

今はどっしりした駅舎に代わってしまって、
この風情はなくなってしまいましたね。
女性駅員さん、何処かに一枚くらい写っていたかも・・・。
無人化は悲しいものです。
ちなみに流電は、有人で出札業務をこなしていますよ!
[ 2014/10/26 22:47 ] [ 編集 ]

風太郎さん、こんばんは~

津軽鉄道では女性の駅員さんがけっこう居られたのですね。

自分も昔の津軽鉄道の写真集で見たのですが、芦野公園の現在は喫茶店になっている古い駅舎に住み込みで働いていた家族の、おんぶ紐で赤子を背負って業務に就く女性駅員さんや、改札ラッチで遊ぶその子供の姿を写したカットがとても印象的でした。
確か旦那さんも津鉄の職員で、この時代は家族ぐるみで鉄道を支えていたのでしょうね。
[ 2014/10/27 00:01 ] [ 編集 ]

金木旧駅舎

狂電関人 さま

金木駅の大きな待合室を埋めた乗客の多さは、津鉄安泰なりを印象付けていただけに、
先日初めて見た新駅舎の人気の無さはショッキングでしたねえ。
天井が高くて照明が行き渡らない薄暗い待合室に、雪明りが差し込むライティングもなかなかでした。
この頃は改札に立つのはほとんど女性のような感じで、撮れば写るという感じでしたよ。
[ 2014/10/27 00:13 ] [ 編集 ]

家族で守る駅

まりも207 さま

その写真集は見た事がありません。
風太郎が通っていた頃は既に芦野公園は無人化され、立派な駅舎は寂しく雪に埋もれていたものです。
随分昔の写真ではないでしょうか。かつては官舎も兼ねていたのですね。
家族で守る駅、見たかったなあ。もう少し早く生まれていたら・・・・。
[ 2014/10/27 00:17 ] [ 編集 ]

風太郎様

何故 女性駅員さんが台座に乗っているのか・・・
記事のご説明にて 理解に及びました

農村部の女性がこのお仕事を担っていたのですね

この時代
女性が働く職場は限られていたかと思います
ましてや 鉄道関係に女性駅員さんの姿
始めて知りました
素朴な 服装
朴訥な表情
そこにある 母なるがごとくかのような
大地の優しさ その目線に感じます

質問です
初歩的なことですみません
女性駅員さんが 手に持っているものは何でしょうか?
お時間ある時 お手数ながら 教えて下さい
[ 2014/10/27 06:44 ] [ 編集 ]

地道に粘り強く

りら さま

筋力にモノを言わせるような狩猟社会と違って、農耕社会においては地道で粘り強い女性が主役なのでしょう。
思えば鉄道の仕事も地道な作業の繰り返しですから、むしろ女性の方が適性があるのかも知れませんね。
写真の女性、りらさんの描き出す働く女性のキラキラとはまた異なる、母の慈しみというところでしょうか。


手に持っているものですか・・・。またまた世代のギャップを痛感しますね。
「改札鋏」です。切符は改札口を通った時点で使用開始になりますから、
その証しとして切符の隅に切れ込みを入れるための特殊な鋏です。
写真の当時、自動改札などほとんどありませんでしたから、都会の駅でも駅員がいちいち鋏を入れていたものです。
[ 2014/10/27 23:34 ] [ 編集 ]

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