鉄塔武蔵野線

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   西武鉄道 多摩川線   多磨     2014年9月





西武多摩川線の線路際に迷い込んで、正式名称は良く知らないが空に高く伸びる独特な架線柱(送電線併設?)

を見上げていたら、大分昔に見た、どマイナーな映画を思い出した。


「鉄塔武蔵野線」。

両親の離婚が成立した夏休み、幼くして背負う事になった喪失感を何かで埋めるように、

小学生の主人公が小さな冒険の旅に出る。

それは近所にある送電線の鉄塔の列が、野を越え山を越え、一体何処にその源があるのかを探す旅。

田畑を覆う一面の緑、入道雲を背にした送電鉄塔、そしてそれを一本ずつ辿る少年の、頬を伝う汗。

その行為の意味を推し量ることさえ忘れてしまった大人達へのささやかな反乱の物語は、

いにしえの武蔵野原の原風景を辿るロードムービーでもある。


この送電線、実在するモデルがあって、埼玉県日高市から東京都西東京市を結ぶ、総延長28km、交流154kv級の「武蔵野線」。

主演は当時「チビノリダー」で売り出していた伊藤淳史。

地味なストーリーではあるし、いかにも低予算で作りましたという風なのだが、

撮影スタッフも子役と共に炎天に汗を流して鉄塔を辿ったという一本は、今も何故か忘れられない。







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    西武鉄道 多摩川線   多磨     2014年9月





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[ 2014/10/01 21:26 ] 日々雑感 | TB(0) | CM(4)

「鉄塔武蔵野線」

風太郎さま

ありましたなぁ、そんな映画が。

でも、電関人はJR武蔵野線の方が好きかなぁ(爆)

写真はお見事!私鉄に多く見られるこういった
鉄塔、子供の頃から好きでした。。。
[ 2014/10/02 08:45 ] [ 編集 ]

風太郎様

高い鉄塔ですね
一枚目と二枚目では・・・
撮影時間が異なるようですね
線路と寄り添うように建つ家並みが印象深いです
最後のお写真は 線路 鉄塔
その左右に すれすれに家並みがあります
インパクトがあります
[ 2014/10/02 21:13 ] [ 編集 ]

ふたつの「武蔵野線」

狂電関人さま

鉄道と送電線、ふたつの「武蔵野線」は新座付近で交差しているそうですよ。
この映画好きの人達の間では聖地化していて、映画と同じルートで鉄塔を辿るのだそうで。

多摩川線、ちょっと縁ある事があって、なかなか面白いと再度訪ねたのですが、
昔の砂利取り線、独特な雰囲気がありますね。
親戚が住んでいた東急池上線沿線の架線もこんな感じでしたっけ。
[ 2014/10/02 22:39 ] [ 編集 ]

都会の異空間

りら さま

都会の鉄道にはあまり興味が無いのですが、その片隅に不思議なオーラを放つ路線があったりするものです。
中央線から分岐して多摩川の川べりまで走るのですが、
かつては茫漠とした武蔵野原を一直線に伸びる線路だったのでしょうね。
線路際を一駅間歩いて着いた駅のホーム上屋には、蒸気機関車時代の名残りも。

都会の異空間を探す楽しみにも、ちょっと目覚めちゃいました。
りらさんの街撮りにも、どこか通じますかね。
[ 2014/10/02 22:46 ] [ 編集 ]

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