北国街道  その3      笠島辺り①

shinetsu1201412_030take1b.jpg
   信越本線  笠島      2014年12月






奥州から日本海側に回った松尾芭蕉は、出雲崎でかの有名な「荒海や 佐渡によこたふ 天の河」の句を詠んだ後、

約30㎞を歩いて柏崎の知人に一夜の宿を求めるが、邪険に扱われ腹を立て、北国街道をさらに10㎞先の鉢崎宿まで歩いている。

つまりこの笠島辺りは、その途中の通過点だった事になる。

1日でこれだけの距離を歩く芭蕉の健脚ぶりも驚くが、笠島周辺の街道は親不知子不知にも似た、

波の合間を駆け抜けるような難路だったとされるから尚更だ。

夏の夕刻、芭蕉がプリプリ怒りながらここを歩いたかも知れないと考えれば、ちょっと愉快でもある。


海に落ち込む斜面に身を寄せ合う様な瓦屋根と板壁の家々。

昼下がりの漁師町は、まるで時が停まったかの様な佇まいだ。







shinetsu1201412_017take1b.jpg

shinetsu1201412_062take1b.jpg

shinetsu1201412_066take1b.jpg

shinetsu1201412_109take1b.jpg




HPはこちら
「風太郎の1980年田舎列車の旅」

Copyright © 2014 風太郎のPな日々 All rights reserved


「ブログ村」に参加しました。ご訪問の際はポチしていただけると励みになります!
 ↓
にほんブログ村 鉄道ブログ ローカル線へ
にほんブログ村

スポンサーサイト
[ 2015/01/06 23:40 ] 最近の旅 中部甲信越 | TB(0) | CM(4)

笠島集落

風太郎さま

芭蕉の話、知りませんでした。
この界隈では一番絵になる集落ですよね!
写真の坂道、やはり風太郎さんのカメラにも
収まりましたね(笑)
それから海を見渡せる高台のお墓など、
ちょっと詳しくこの集落の生い立ちを知りたくなります。
[ 2015/01/07 10:32 ] [ 編集 ]

笠島集落

狂電関人さま

狂電関人さんのフィールドだよなあと思いつつ、どんな写真を撮られていたか思い出しながら・・。
思ったより狭い集落ですし、結局同じところを撮る事になったかも知れませんね。

でもやっぱり雪が欲しかったなー、と最近の北陸の天気予報も眺めつつ。
[ 2015/01/07 21:02 ] [ 編集 ]

風太郎様

1枚目
線路は海のすぐ傍にあり 線路の傍に民家があり
海と線路と民家はまるで集合体のようです

2枚目
曲がりくねった坂道にへばるかのように連なる民家
民家の背後は海になっているのでしょうか・・・

3枚目
二階を見ると まるで廃墟かのようですが・・・・
1階には 野菜があります
人の気配がして安堵しました

4枚目
錆びた字がみずらいのですが この地の国鉄時代の証でしょうか・・・・
そういえば 風太郎様お写真 JRよりも国鉄の方が相応しいように思えます

[ 2015/05/07 22:22 ] [ 編集 ]

移ろいを


りらさま

今でこそ背後の山を削って立派な国道が走るのですが、
その昔は山と海に挟まれた狭隘な集落を細々と北国街道が通っていたようです。
坂道は芭蕉が歩いた道そのものなのかも知れません。

日本海の荒波を被るような街道はやがて線路に変わり、その線路も本線らしく複線電化されていきました。
金属のプレートはその工事のモニュメントと思います。

変わるもの変わらぬもの。この集落のどこかでその移ろいを見つめ続けるものもあるのかも知れません。
[ 2015/05/07 23:13 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://futaro1980.blog.fc2.com/tb.php/866-f6062c61