北紀行  その2         「宇宙軒カーブ」考

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   室蘭本線  有珠      2015年1月




言わずと知れた、宇宙軒である。

翌日(1/31)早朝は、カシオ、トワイ、北斗、3本揃い踏みの縁日とあって、この日は入念にロケハン。

いろいろ見た中でやっぱり風太郎のハートを捉えたのは此処。

そのココロはSカーブの幾何学模様もさることながら、想像以上に急なこの下り勾配にある。(彼らの進行方向から見て)

DD重連もいいが本務機が隠れちゃつまらんし、この勾配がちょうどいいひな壇になって絶妙の重なり具合になるかと。

風太郎がイメージするカットには、どうしてもその「重連の重なり具合」が欲しいのだ。


折から貨物が来たのでリハーサル。上り列車は勾配を上がる訳だから、なかなかの迫力だ。

エンジン音は響き渡り、排気煙は枯れ野に噴き上がる。

現役蒸気の時代は格好の煙ポイントになったはずだが、その頃此処はどんな場所だったのだろう。


しかしどうにもこうにも風景が軽いな。線路際こそ雪が残るものの、厳寒期の北海道らしい雰囲気は出せないものか。

どうせ来るのは早朝だし、どアンダーにして重さを出すか、いや待て大した光量は無いはずだからコントラストもつかず、

タダの露出間違い写真にもなりかねん。大きく抜けている上空からのトップライトさえあれば何とか、と、思案投げ首。

まあこうしてあれこれ「構想」を練っている時間が一番楽しいのかも知れぬ。




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「宇宙軒ラーメン」、このポイントに到達するための最大の目印は、全国のラーメン屋の中でも鉄ちゃんに最も知られた店かも知れない。

しかしここでの撮り鉄写真はあまたあれど、ラーメン屋そのものを紹介した記事はとんと見ない。

「閉店した」などというガセネタまで書かれる始末はあんまり気の毒なので風太郎がバーンと出そう。

これが「宇宙軒ラーメン」だ。件のSカーブは奥に見える森の中。





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「チェーン」とはいっても、岩見沢と有珠の2店舗しかないらしい。

晩御飯にちゃんと食べたぞ。塩チャーシュー850円也。

ラーメンの味にはちとうるさい風太郎の評としては可も無く不可も無く。チャーシューはよく味が沁みてなかなか。

本当は明日朝の決戦に向けて、ギョーザにチャーハン等まで並べ勢いを付けたかったのだけれど、

メニューはラーメン以外無いという潔さ。


穏やか過ぎる一日も暮れ、小雪が舞いだした。

明日はひょっとして銀世界という大ドンデン返しもあるかもなどと、妄想も膨らませつつ啜るチャーシューメン。







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[ 2015/02/08 21:32 ] 最近の旅 北海道 | TB(0) | CM(6)

宇宙軒

こんばんは。

確かに、鉄ブログで宇宙軒の名前は良く出てきますが、
実際は紹介される事ありませんね。

で、この黄色い看板!
私も入ろうと思ったのですが、敷居が高くて(笑)
因みにラーメン美味しそうな感じがしますが、及第点なんですね。

それにしても2店舗しかないとは知りませんでした。
看板に堂々とチェーンと書いてあるので、
道内にたくさんあるものかと思いましたよ。

DD重連、私もあの凸凸の重なる画が大好きです。
[ 2015/02/09 22:01 ] [ 編集 ]

宇宙軒

本当に見つかるものかとちょっと心配だったのですが、目立つ看板でしたねえ。
一直線のカウンターのみの店で、十数人入れば満員でしょうか。
結構な繁盛店とも聞きますよ。
[ 2015/02/09 22:20 ] [ 編集 ]

宇宙軒ラーメン

風太郎さま

ラーメン好きな電関人は、味見したかったのですが・・・
煙屋のオジさんたちに拉致られて山線を目指してスクランブルでした(笑)
それにしても電関人好みなチャーシューだこと!
[ 2015/02/10 13:17 ] [ 編集 ]

北海道のラーメン屋

狂電関人 さま

北海道も地方になると外食産業も乏しく、あわや食いっぱぐれのピンチは何度も。
ラーメン屋だけはあるんだな、これが。
北海道人のラーメン好きを再認識しましたが、二日続けてラーメンの夕食となったのは、
ちと腹に寂しかったです。
[ 2015/02/11 15:03 ] [ 編集 ]

風太郎 様

風太郎様が撮影構想を練っている様子が
よく文章に感じることが出来ます
それあってこそのお写真でしょう
貨物列車のお写真
とても楽しく拝見させて頂きました
ゴトゴトゴトゴト
私の耳まで響いてくるかのようです
エンジン音がこのあたり一面響くとのこと・・・
迫力のあったことでしょう
森林の中 曲線の線路 雪の景観
舞台は揃っていますね
撮影者の吐く息の白さまで感じとれます
[ 2015/02/11 21:17 ] [ 編集 ]

たまには落ち着いて

りらさま

普段は出会い頭のような撮影も多いですし、あまりゆっくり構想を練ってという事は珍しいのですが、
こういう有名撮影地はあまり場所の目移りが無い分、落ち着いていろいろ考えられますし、たまにはいいものです。
すっきりきれいなレールの風景に出会えれば、それだけで心躍るところもありますね。
[ 2015/02/11 21:49 ] [ 編集 ]

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