鉄道小荷物

南部縦貫鉄道 車内1 take1b

    南部縦貫鉄道  天間林       1983年






この頃既に「宅急便」は存在していたはずだけれど、地方の片隅までは配達や取次拠点が間に合わなかったのだろうか。

車両の端に積み込まれる小荷物を、まだよく目にした時代である。

全国から国鉄線上を転々と経由して送られてきたそれは、最終ランナーたるレールバスに積み込まれる。

いつ届くか分からない荷物、駅の窓口には「まだ着かんかの。」と待ちわびる人が居たはずだし、

駅員からようやく手渡されるそれは、殊の外嬉しいものだったに違いない。

しかし効率や利便性から考えれば、あまりに立ち遅れていたそのシステムが淘汰されるに時間を要しなかったし、

そもそも手渡してくれるはずの駅員が姿を消したとあっては、これも遠い過去の風景になった。








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「風太郎の1980年田舎列車の旅」

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カメラアイ

こんばんは。

昔、国鉄にも荷物列車ってのがあって、主要駅から
その末端を担うのがローカル私鉄だったりしたのですね。
今の宅配システムから比べれば、とっても非効率だったのでしょう、
淘汰されるのも仕方がないのかもしれませんね。

それにしても、この何気ないシーンにカメラを向ける
風太郎さまの「カメラアイは本当に優れているな」
と改めて思いました。多分、私なら普通に乗ってましたよ(笑)
[ 2015/07/08 22:57 ] [ 編集 ]

荷物と一緒に


いぬばしりさま

大幹線こそ専用荷物列車があったのでしょうが、ローカル線区に来ればオハニだのキハユニだのという合造車がランナーとなり、
最後は人も荷物も一緒くたの輸送になったりしたものです。

この当時の小荷物運賃がいくらだったのか良く分かりませんが多分割高だったはず。
「宅急便」という偉大な発明に敵わないのは至極当然だった事でしょう。

私も乗っている時は疲れと眠気でうつらうつらしている事が多かったですよ。
たまーにシャキッとしている時カメラを向けたのだと思いますが、
乗車のよすがの撮影に、何故にもっと気合を入れなかったのか後悔山積なのが実情です。
[ 2015/07/08 23:39 ] [ 編集 ]

風太郎様

この時代 人の運送だけではなく荷物の運送もしていたのですね
たまたま 乗り合わせたレールバスでの光景でしょうか
列車に担う役割は多様にわたっていたのですね
ホームでそれを待ち受け取る駅員さんの姿が印象的です
[ 2015/07/09 05:43 ] [ 編集 ]

小荷物輸送

風太郎さま

確かに南部縦貫鉄道ではこの小荷物輸送が目につきましたね!
他ではあまり気にしなかったけれども、ここでは座席の一部を占領するほどでしたから。
チッキなんていうのも懐かしいですが。
[ 2015/07/09 14:03 ] [ 編集 ]

いろいろ運んでいました


りらさま

この頃は郵便物や新聞まで運んで、ローカル線がまさに地方の日常を支えていた最後の時代でした。
郵便局やら新聞屋さんやら、いろいろな人が駅に集まって到着する列車を待ったものです。
鉄道と言えばラッシュアワーの喧騒しか思い浮かばない都会育ちにとっては、見るもの皆珍しく、
遠い所に来たなあと言う実感が湧いたものです。
[ 2015/07/09 21:13 ] [ 編集 ]

何でもアリ


狂電関人さま

ちっこい車両故、余計目立つ荷物でした。
この頃のローカル私鉄は客室を垂れ幕で区切って郵便室など、何でもアリが楽しい所でもありましたね。
[ 2015/07/09 21:42 ] [ 編集 ]

時代を切り取っていますね〜

このカットを大学在学時に撮られたのですか!?
脱帽です。
1980年代の地方中小私鉄の、日常風景を見事なまでに表現されています。
レールバスの車体、運び込まれる小荷物と搬入する駅員さん、それを見守る運転士さん、
どれも今では見られなくなっただけに、一枚の写真が時代を雄弁に語っているようです。
[ 2015/07/22 22:40 ] [ 編集 ]

鉄道小荷物の時代


32Countさま

この当時でも結構斬新な視点で鉄道の世界を撮る諸先輩はいましたので、その二番煎じですよ。
根っからの抒情派で鉄道を巡るマニアックな事情に疎いところもあって、
こんな小荷物輸送の終焉が僅か1年後に迫っていようとは露程にも思いませんでした。
知ってたらもっと撮っていたでしょう。オハニやオハユニの積み下ろしなど写材はいくらでもあったでしょうに。無念。

荷物の宛名を拡大して見ると「天間林村」とありますから、天間林の駅員が下ろす直前だと思います。
交換駅でしたし、タブレットも持っていますから忙しい作業だったのだろうと想像も巡ります。
[ 2015/07/22 23:30 ] [ 編集 ]

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